
運動がホルモンバランスを整える
運動は、更年期の「心」と「体」の両方に効果があります。
軽い有酸素運動(ウォーキング、ヨガ、スイミングなど)を定期的に行うことで、血流が改善し、自律神経のバランスが整います。これにより、ホットフラッシュや冷えの緩和、不眠改善にもつながります。
筋肉を使うことで代謝が上がり、体温が安定しやすくなるのも大きなメリットです。特に「下半身の筋肉(太もも・お尻)」を動かすと、全身の血流が良くなり、体の冷えやむくみが改善します。
また、運動は脳内で「セロトニン(幸せホルモン)」や「エンドルフィン(リラックス物質)」の分泌を促すため、気分の落ち込みやイライラの軽減にも効果的です。
おすすめは、「毎日15分のウォーキング」や「週に2回のストレッチ」。テレビを見ながらでもできる軽い筋トレや、朝の太陽を浴びながらの深呼吸も良いリズム作りになります。
「運動=頑張ること」ではなく、「体を気持ちよく動かす時間」として習慣化することがポイントです。疲れた日は休んでもOK。続けること自体に価値があります。